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プリアンプ EF37A,CR,EF37A,VR,EF37A 2009/10/5


 EF37A3結3段構成で作ってみました。3段目も同一構成ですので出力インピーダンスが高くメインアンプは入力インピ−ダンスが100KΩ以上の真空管アンプで動作します。
 早速ですが変更致しました。3段目をEF37AからEL32に変更。足ピンは同じなので抵抗のみの変更ですみました。これで送り出しインピーダンスが下がりました。ただフォノ5mv入力で出力0.7Vとなってしまいました。
 再度変更、3度目ですがEF37Aに戻しました。負荷抵抗を36KΩに、初段も同じく36KΩに変更しました。これでフォノ5mv入力で出力2.2V使い物になります。
コンデンサの関係で低域は下がりますが50KΩ程度までの負荷は大丈夫でしょう。
 ロードラインを引くためにEF37A3結のEP-IP特性を捜しましたが見つかりません。ならばと測定をすることにしました。手測定では大変なのでパソコンで電源2台とマルチメーターをコントロールして測定、データーをエクセルに移して作りました。
まだまだ少ないですが 手持ちの真空管のEP-IP特性 順次増やしていくつもりです。


回路図

 このプリは主役を前に出して引き立てます。前作のプリは奥行きの表現がとても良かったのですが、これはソロ楽器やボーカルを前に引き出します。解像度も変わりません。艶はこちらが多いですか。真空管の影響が大きいのでしょうかだいぶ雰囲気は変わります。大きなシステムでは前プリがその能力を発揮しますが、大きな音が出せない場合はこちらの方が良いと思います。


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 これもアンプ部のフィルムコンデンサ−はすべてブラックビューティー、ブロックコンデンサはMalloryです。

 フォノから 歪みは     1khz 0.29%   0.33%



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 グラフ上から、AUX入力の周波数特性、2段目RIAA特性、3段目出力部のRIAA特性、1段目と2段目の合わさった物になります。レコード入力の特性です。


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 スポンジで防振処理をしました。細かいところですが効果はありますか。板バネでの防振対策は効果がありましたがこの場合はどうでしょう。メインアンプもそうですが、私の場合はサブシャーシに部品をのせます、加工も良いですし、振動も伝わりにくいです。プリアンプはなるべく音の進入が無い方が良さそうです。上板には穴を開けず下から後ろ面に通気していますが、できれば穴は塞ぎたいです。
 ブロックコンデンサから各部へ配線しています。基本的なことですがL経由でRへと配線しますとクロストークに違いが出ます。回路図では同じですが、必ずコンデンサ端子から各部へ配線します。



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 CRのイコライザーです。皆ブラックビューティーです。このために作りました。


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