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ITT製CV358、EF37A互換です。多くに方が良い音と認めていますがあまり人気がありません。
私のアンプの重要な音作りの一員です。今回は2本でSRPPとして300Bをドライブします。赤いMullard製EF37A
とも互換がありますので差し替えて楽しめます。Mullard製のほうが派手に感じます。
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カップリングコンデンサはスプラグ社のブラックビューティー160Pを使いました。
最近ブラックキャットからこちらを使う機会が多くなりました。どちらも良いコンデンサですが、ブラックビューティーの方が音の輪郭がはっきりする様な気がします。
現代の物では代替えができません。音質上大きな差が出ます、高価ですが妥協できません。
ブラックビューティーは古い物なので耐圧が心配です。今回の物は0.15μF1000Vですが。500Vメガーで1000MΩと程度の良い物でした。購入の際は必ず確認をお勧めします。
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抵抗は理研のリケノームを使っています。特に金足の必要はないと思いRMAを使っています。
アーレン ブラッドレーよりも高域が派手に出ます。RMタイプもありますので今度比較をしたいと思います。
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電源の電解コンデンサはスプラグです。マロリーに比べ手に入りやすいです。
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マロリーの電解コンデンサ、300Bのカソード、バイバスコンデンサーに使います。
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入力はSWITCHCRAFT製です。見た目の豪華さはありませんが音質と信頼性で安心して使えます。
見た目だけの金メッキ品よりはお勧めです。絶縁版が手に入りにくいです。
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今回も古いアメリカのハンダです。有名な物ではないのですが高音質とのことで購入。
別のアンプに使い好印象、成功しましたので今回も使ってみました。販売者曰く「幽玄な音」。
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上記ハンダとセットで使い良かったので、今回もセットで。1949年製造AWG19エナメル単線、太めの線材です。
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配線にはビンテージ線材を使っていますが外周にコットン一重巻きの物もあります。ほっておきますと
すぐに解けてしまします。細い熱収縮チューブでほつれ止めをしてハンダ付けします。高圧部分の配線にはガラス繊維チューブをかけます。
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