ケースのメーカーは不明でが箱にはSU8型と書いてあります。LEADのケースと同型ですが色と塗装の感じが違い高級感があります。
ケースの大きさは、35cm×20cm、高さ16cmですがゴム足を入れますと18cm位になります。
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ケースを分解しました。下板の大きな放熱穴が気になりますが仕方ありません。
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今回はサブシャーシを使います。
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表側は黒い塗装をしました。
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ケースの加工をしました。
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型紙をあて、その上からポンチを打ちました。
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今回の部品です。カップリングコンデンサはどちらを使うか迷っています。
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トランスはノグチトランスのオリジナルです。安いのですが良い物だと思います。
注文ミスで出力トランスが1個です。完成までにまた頼まなくては。
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スピーカー接続端子に良い物がありました。ただ絶縁がないのでカラーを作りました。
スイッチとヒューズホルダーは手持ちの中古です。
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電解コンデンサが心配でしたが良い物がありました。350V、10−150−100μFです。
50V100μFは使いません。大きいので取り付けがたいへんです。
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ケースに部品を取り付けました。
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中側です。
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サブシャーシを取り付けますとこんな感じです。
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先にサブシャーシの配線からします。
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一気に配線を終わらせ完成です。でもトランスは1つ足りません。
基板は定電流回路です。定電流ダイオードを2本使い定電圧をダブルにしましたが安定するまで時間がかかります。
ツェナーダイオードの方が安定しますがノイズを発生します。3端子レギュレイターでは耐圧が心配ですし。良い回路が
見つかりません。
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トランスもきまして完成です。KNFをかけました。1.5dBほどかかりました。
抵抗の変更などがありますがこれが最終です。
線材はWEの40年代もの(としてオークションで入手)ふるい物なのでB電源の配線にはチューブをかけています。
ハンダはビンテージのKESTERです。非常に貴重な物らしくナッソより高価でした。このハンダは流れが良くハンダ
が裏に回らないこともなく安心して使えました。
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出力トランスの線が巻いてあるのは回路変更があったときに困らないためです。
ヒーターの電圧を変えれば300Bにも変更が可能と思いましたが高さが高くボンネットが当たり駄目でした。
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マスクテープもありますが測定が終わるまで取れません。
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2A3はRCA製にしました。ロシア製ですとボンネットにあたってしまいました。
当然音質もRCAが良かったです。
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最終的にKNFを外しました。NF無しの方が音質が良いと思いました。
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完成はしましたが、ボリュームがないと不便との事で改造致しました。
東京光音のボリュームです。長く使うには安い物では駄目です。
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実際はボンネットがつきます。球にも人にも安全です。
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